空を写し、等価性を表した写真家は誰だっただろう。
 触れ合う世界が私自身を構成する要素であるのならば、
 私と写るものの境界線はないのかもしれない。
ぽちゃん、と音がした。 
ともすれば聞き逃してしまいそうな小さなその音は、
 しかし確かに私の意識を捉えた。

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